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高位脛骨骨切り術のメリット・デメリット

高齢者

骨切り術(HTO手術)の最大のメリットは、「自分の関節は温存され機能は維持される。」ということです。

レイクタウン整形外科病院では、両側の下肢に症状があり、お仕事のご都合などで片側ずつ2回の手術を予定することが難しい方や1度で両側の治療を行いたい方などに対して両側同日の手術を行っています。

  • 外科的治療を検討されている方
  • ご自身のあし(下肢)で激しいスポーツを続けたい方
  • ウォーキングやジョギング、正座ができる生活をされたい方
  • 手術に興味はあるけど不安なお気持ちのある方 など

どうぞ、遠慮なくご相談ください。わかりやすくご説明いたします。 手術前後のリハビリテーションについてもフォローを行っています。

また、当院サイトでは外科的手術をされた方の症例を掲載しています。 症例掲載の目的は、皆様が生涯、元気に歩ける人生を過ごしていただきたいという想いから紹介しております。少しでも多くの方の「未来あるあし(下肢)の治療」をされるキッカケになれればと考えています。

手術をする医師については院長紹介・医師紹介をお読みください。 レイクタウン整形外科病院の医師は、全員が日本整形外科学会専門医資格を取得しています。 また、外来診療から執刀までを行い患者様の担当医師となります

未来あるあし(下肢)の治療 院長紹介 医師紹介

高位脛骨骨切り術(HTO手術)の利点と欠点

いずれの手術であっても利点ばかりではありません。欠点もあります。 手術を検討される患者様には、以下のご説明も行います。

利点(メリット)

  • 侵襲(キズ)が少なく、関節が温存できる。
  • 手術後の日常生活に対する制限が比較的少なく、場合によっては激しいスポーツも可能。
  • 術後、約60%の患者様が正座可能となります。
  • 手術の進歩により手術翌日から立つことができ、1~2週で歩行可能となります。
  • 入院は3週間程度です。
  • 消失した軟骨の再生が認められる症例があります。

欠点(デメリット)

  • 骨が癒合するまで、骨切り部の痛みがあります。
  • 機能回復には、リハビリが必須です。
  • 腓骨の一部切除が必要です。(Closed Wedge HTO)
  • 場合により、腸骨採取が骨移植用として必要です。

骨切り術に使用するプレート・スクリューについて

CT

高位脛骨骨切り術により矯正されたあし(下肢)の形を保持するためにプレートとスクリューで固定します。 手術後1年~1年半程度経過した時点で、使用した金属を抜くことをお勧めしています。

使用する金属は人体には無害と言われていますが、約半年後で骨がつき、それまで骨を支えていた金属は必要なくなるからです。

金属を抜去する事で違和感がなくなり、より快適に生活できます。 プレートやスクリューなどの抜去の手術は40分~1時間程度となります。