栄養科通信|レイクタウン整形外科病院|疾患予防のための食事のご提案

栄養科通信

当院栄養科からの食事で「延ばそう!健康寿命」のご提案

当院の栄養科では、管理栄養士2名が、当院に入院されている方のお食事の用意をしています。
また、栄養相談や「栄養科通信」という広報誌を外来で月1回発行などを行っています。
「栄養科通信」では、整形外科が診療する疾患である「骨粗しょう症」や「関節」へアプローチするお食事の提案の他、整形外科領域に関与する「糖尿病」「心疾患」などの栄養相談はもちろんですが、健康な方でも「夏の疲労対策(水分補給について含む)食事」や「女性特有のホルモンバラスを整える食事」などについてもご紹介していく予定です。
広報誌に記載していることは、大きく分けると以下の2点です。

  1. 健康維持のために気を付けてもらいたいこと
  2. 季節のおすすめのレシピ

食事や日々の生活から、少しでも皆様の健康への手助けができたらという思いから、毎月発行しおりますので、ぜひご覧ください。

※当院の栄養科では、毎日のお食事について外来で栄養相談など行っております。詳細については、スタッフにお問い合わせください。

骨粗しょう症の食事

食事で「骨粗しょう症」予防

1日3食しっかり食べましょう

1日3食しっかり食べましょう

不規則な食習慣はカルシウムをはじめ必要な栄養素が不足してしまい、低栄養状態を招きますので毎日3食しっかり食べましょう。

カルシウムを多く含む食品を積極的に食べましょう

カルシウムを多く含む食品には、乳製品、魚介類、野菜・海藻類、大豆製品類があります。これらの食品を積極的に食べましょう。

ビタミンD、ビタミンKを含む食品を一緒に摂りましょう

ビタミンD ビタミンDはカルシウムの吸収を手助けしてくれる栄養素です。魚類や干ししいたけに多く含まれています。また、日光をあびることによって体の中でも作られる栄養素です。
ビタミンK ビタミンKは、カルシウムを骨に取り込みするのを手助けしてくれる栄養素です。納豆や緑黄色野菜・海藻類に多く含まれています。

カルシウムが多く含まれている食品とあわせてビタミンD・Kが多く含まれる食品も普段の献立に取り入れていきましょう。
※ 抗血液凝固剤を服用されている方は納豆を食べないよう注意してください。

インスタント食品・食塩の摂りすぎには気を付けましょう

インスタント食品はリンという栄養素が大量に含まれています。
リンはカルシウム吸収には欠かせない栄養素ですが、過剰摂取は逆にカルシウムの吸収を阻害する原因となりますので、インスタント食品の多用は控えましょう。
食塩の過剰摂取もカルシウムを体の外に出す働きがありますので、気を付けましょう。

骨粗しょう症にオススメのレシピ

鮭ときのこのクリーム煮

インスタント食品はリンという栄養素が大量に含まれています。
リンはカルシウム吸収には欠かせない栄養素ですが、過剰摂取は逆にカルシウムの吸収を阻害する原因となりますので、インスタント食品の多用は控えましょう。
食塩の過剰摂取もカルシウムを体の外に出す働きがありますので、気を付けましょう。

材料(1人分)
鮭ときのこのクリーム煮
A B
1切れ しめじ 1/4パック
塩胡椒 少々 玉ねぎ 1/4個
薄力粉 小さじ1 青梗菜 1/2束
バター 小さじ1 牛乳 100cc
    顆粒コンソメ 小さじ1/2
    塩胡椒 少々
作り方
  1. Aの鮭を食べやすい大きさに切る。(皮はお好みで取り外す)塩胡椒を振り、小麦粉をまぶします。
  2. Bのしめじを手でほぐし、玉ねぎは薄切りにスライスします。青梗菜は葉と茎に分け、葉は縦に2等分し、2㎝幅に切り、茎は1㎝幅に切ります。
  3. フライパンにバターをしき、1.の鮭を焼きます。鮭の両面の色が変わったら、2.のしめじ、玉ねぎ、青梗菜の茎、牛乳、コンソメを加え、野菜が柔らかくなるまで弱火で煮ます。
  4. 3.の野菜に火か通ったら、青梗菜の葉を加え、煮だったら塩胡椒で味を調えたら出来上がりです。

鉄欠乏性貧血の食事

食事で「鉄欠乏性貧血」予防

鉄分の多い食品を食べましょう

鉄分の多い食品を食べましょう

鉄分には肉や魚などの動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、野菜や穀類などに含まれる非ヘム鉄があります。
貧血を予防するために鉄が豊富な食材を食事に取り入れましょう。

ヘム鉄を多く含む食品 レバー、赤身の肉、マグロ、カツオ、アサリ、シジミ、牡蠣など
非ヘム鉄を多く含む食品 緑黄色野菜、海藻類、大豆製品など

バランスの良い食事をとりましょう

欠食やインスタント食品が多い食事だと赤血球のもとになる材料『鉄、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸』が不足がちになります。
食事の際は主食1品(ご飯、パン、麺など)、主菜1品(肉、魚、卵など)、副菜1~2品(野菜、海藻類、きのこなど)がある事を意識しましょう。
また、1日1回果物や乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)を食べるとより栄養バランスが整います。

タンパク質をしっかりとりましょう

タンパク質は赤血球やヘモグロビンを構成する材料となり、非ヘム鉄と一緒に食べると鉄の吸収率が高まるので毎回食事に取り入れましょう。

タンパク質を多く含む食品 肉類、魚介類、卵、大豆製品など

ビタミンCを積極的にとりましょう

非ヘム鉄はビタミンCと一緒に食べると鉄の吸収率が高まります。
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれていますが、加熱することにより失われてしまうので、サラダなどにして食べましょう。

ビタミンCを多く含む食品 柿、キウイフルーツ、オレンジ、カリフラワー、ブロッコリーなど

鉄の吸収を阻害する食材に注意しましょう

コーヒーや紅茶、緑茶に含まれているタンニンは鉄の吸収を妨げるので、食前・食後は控えましょう。

鉄欠乏性貧血とは? 血液中の赤血球の中には、体内の各色素に酸素の供給をする役割があり、そこにはヘモグロビンが存在します。
ヘモグロビンは鉄によって作られます。
鉄が体の中で足りなくなると血液の酸素がうまく運ばれず、体が酸欠状態になります。体内で酸欠状態が続くと、疲労や体のだるさなど様々な症状がでます。
貧血の主な症状は、動悸・息切れ、疲労感、全身倦怠感、むくみ、立ちくらみなどがあります。

貧血にオススメのレシピ

アサリとひじきの炊き込みごはん

材料(4人分)
鮭ときのこのクリーム煮
A B
2合 大さじ1
アサリの水煮缶
(汁も加える)
1缶 みりん 大さじ1
醤油 大さじ2
乾燥ひじき 10g    
人参 1/2本    
油揚げ 1枚    
作り方
  1. 米をとき、水を入れ、最低30分浸水させ、ザルにあげて水気を切ります。
  2. Aの乾燥ひじきを洗い、水に戻したら、水気をきり食べやすい大きさに切ります。
    油揚げは湯通し、1㎝幅くらいの細切りにし、人参も油揚げ同様1㎝幅の細切りに切る。
  3. 炊飯器に1.の米を入れ、2合の目盛りまで水を注ぎⒷの全調味料を加え、まぜたら具材を入れ炊飯します。
    炊飯ができたら出来上がりです。

2018年 栄養科通信一覧

3月 花粉症
2月 減塩
1月 ノロウィルス

2017年 栄養科通信一覧

12月 食事で体を温めよう
11月 風邪予防
10月 骨粗しょう症
9月 貧血
8月 夏バテ
7月 熱中症