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栄養科通信:骨粗しょう症の食事

骨

骨粗しょう症を予防や食事療法に役立つお食事をご紹介いたします!

栄養科では、毎日の食事から病気を予防に役立てられるよう外来受付に毎月の広報誌「栄養科通信」を発行しています。 皆様の食生活が豊かで楽しいものになるようお役に立てれば嬉しいです。

骨粗しょう症について 骨粗しょう症にオススメのレシピ

「骨粗しょう症」予防のための食事

骨粗しょう症を予防する食事の注目点は、以下の4つです。

1日3食しっかり食べましょう!

不規則な食習慣はカルシウムをはじめ必要な栄養素が不足してしまい、低栄養状態を招きますので毎日3食しっかり食べましょう。

カルシウムを多く含む食品を積極的に食べましょう!

カルシウムを多く含む食品には、乳製品、魚介類、野菜・海藻類、大豆製品類があります。これらの食品を積極的に食べましょう。

ビタミンD、ビタミンKを含む食品を一緒に摂りましょう!

カルシウムが多く含まれている食品とあわせてビタミンD・Kが多く含まれる食品も普段の献立に取り入れていきましょう。
※抗血液凝固剤を服用されている方は納豆を食べないよう注意してください。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を手助けしてくれる栄養素です。魚類や干ししいたけに多く含まれています。また、日光をあびることによって体の中でも作られる栄養素です。

ビタミンK

ビタミンKは、カルシウムを骨に取り込みするのを手助けしてくれる栄養素です。納豆や緑黄色野菜・海藻類に多く含まれています。

インスタント食品・食塩の摂りすぎには気を付けましょう!

インスタント食品はリンという栄養素が大量に含まれています。 リンはカルシウム吸収には欠かせない栄養素ですが、過剰摂取は逆にカルシウムの吸収を阻害する原因となりますので、インスタント食品の多用は控えましょう。 食塩の過剰摂取もカルシウムを体の外に出す働きがありますので、気を付けましょう。

骨粗しょう症にオススメのレシピ

今回、ご紹介する骨粗しょう症にオススメのレシピは、鮭ときのこのクリーム煮です。

鮭ときのこのクリーム煮です

材料(1人分)

A
1切れ
塩胡椒 少々
薄力粉 小さじ1
バター 小さじ1
B
しめじ 1/4パック
玉ねぎ 1/4個
青梗菜 1/2束
牛乳 100cc
顆粒コンソメ 小さじ1/2
塩胡椒 少々

作り方

①Aの鮭を食べやすい大きさに切る。(皮はお好みで取り外す)塩胡椒を振り、小麦粉をまぶします。
②Bのしめじを手でほぐし、玉ねぎは薄切りにスライスします。青梗菜は葉と茎に分け、葉は縦に2等分し、2㎝幅に切り、茎は1㎝幅に切ります。
③フライパンにバターをしき、①の鮭を焼きます。鮭の両面の色が変わったら、②のしめじ、玉ねぎ、青梗菜の茎、牛乳、コンソメを加え、野菜が柔らかくなるまで弱火で煮ます。
④③の野菜に火か通ったら、青梗菜の葉を加え、煮だったら塩胡椒で味を調えたら出来上がりです。

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