
~栄養科通信~ 2023年2月号 No26
毎日寒い日が続きますね。
この時期、血圧が高めの人は注意が必要です。
寒くなると、体温を逃さないように血管が収縮するので、 血圧が上がりやすくなります。
高血圧の方、血圧が安定している方も減塩を意識した食生活にしてみませんか?

血圧とは?

血圧とは、血液が血管を流れるときに血管の壁にかける圧力を言います。血圧が継続して高い状態で、血管に大きな負担がかかる状態を高血圧といいます。
収縮期血圧140mmHg以上あるいは、拡張期血圧が90mmHg以上の状態を高血圧と言います。
塩分摂取量を少なくするコツ
野菜・海藻類をたっぷりとりましょう
野菜や芋類、海藻類に含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を出してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれてますので、腸内でナトリウムが過剰に吸収されるのを防ぐ作用があります。
果物のバナナ・キウイ・メロンにもカリウムがたくさん含まれているので、お勧めです。
※果物の摂りすぎには気を付けましょう。

薬味や香りづけをして薄味でも満足度UP!
胡麻、カレー粉、わさび、 七味唐辛子などの香辛料もおススメ!

汁物は具だくさんでうま味UP塩分down!
具だくさんで野菜たくさん摂れて、汁は少なく塩分down!一石二鳥!

ラーメンなどの麺類の汁は残す
ラーメンによっては、たった1杯で約1日分の塩分摂取となる場合もあります。
スープを残すことで約半分近くの塩分摂取を抑えることができます。

出来上がった料理に調味料を追加しない
濃い味に慣れると塩分摂取量が増えてしまいますので、追加で調味料を使うのはやめましょう。
