
~栄養科通信~ 2024年2月号 NO.38
人はストレスを受けると、それを防御しようと免疫系によってコントロールされながら、身体の内部環境を一定に保つように力が働きます。
ストレスが続くと、抵抗力が弱まり、状態を安定させようとする働きに乱れが生じて様々な障害が現れます。食事も穏やかな雰囲気の食事は、ストレス解消にもつながります。
食生活の改善でストレスに強くなる!
摂取したい栄養素
ビタミンB群 | 心を落ち着かせる作用があります。 |
カルシウムやマグネシウム | 神経の興奮を抑える働きがあるので、穏やかさが保たれやすくなります。 |
たんぱく質とビタミンC | 副腎皮質ホルモンの生成を促進する働きがあります |
ストレスに強くなる栄養素をバランスよく補給しましょう
たんぱく質 | 肉、魚介類、卵、大豆製品など |
ビタミンC | じゃがいも、さつまいも、パプリカ、キウイフルーツ、柿など |
ビタミンB群 | 豚肉、レバー、牛乳、アサリ水煮など |
カルシウム | 乳製品、大豆製品、小松菜、魚類など |
マグネシウム | 大豆製品、海藻類、魚介類など |
ビタミンE | ナッツ類、胚芽油、魚介類、大豆製品、穀類、緑黄色野菜など |

3食きちんと食べる!
ストレスの多い生活では、食生活が不規則になりがちです。
忙しくても、1日3食きちんと落ち着いて食べることがストレス対策の基本です。
ヘルシー志向にご用心
高エネルギーや高脂肪の食事は、健康にとって大敵と思われがちですが、これを避けるあまりにお肉などをほとんど食べず、野菜や果物と少量の主食のみの食事に偏ってしまうと、 今度は栄養不足を招きます。
当院の食事紹介
毎月1回行事食を実施しています。
1月は正月に行事食を 提供いたしました。
