~栄養科通信~ 2024年8月号 NO.44 体内の水分は、尿や呼気、汗として日々失われています。 1日に失われる水分量は、尿や便として約1.3ℓ、呼気や皮膚からの蒸発分が約1ℓ、合わせて約2.3ℓにもなると言われています。そのため 1 日に 2.5 ℓ ほどの水分が必要です。 人間の体の約 60%は水分で5%失うと脱水症状や熱中症などの症状があらわれます。飲み物と合わせて、食品からも「食べる」水分補給を活用することもおすすめです。 のどが渇く前に、こまめに飲む 1日の水分補給(例) コップ軽く1杯(120㎖)を10回にわけ飲んだ場合、1,200㎖の水分補給ができます。 朝起きたとき 食事するとき 食事の合間の休憩時 運動中やその前後 入浴の前後 寝る前 など… 1日の中でこまめに飲む習慣をつけましょう。ジュースなど糖分を含む飲み物は、エネルギー過剰や血糖値上昇にもつながりますので、飲み過ぎには 注意しましょう。 食事から水分を補給するには? 1日3食、食べるようにする 水分の補給は飲み物からだけでは ありません。 ごはんは、半分以上が水分です。 また、汁物・野菜・果物からも補給できます。 1日3回の食事をし っかり食べることも、じつは大切な 水分補給法なのです。 特に水分が多い料理や食品(野菜や果物)は… 野菜:きゅうり・大根・トマト・人参 果物:いちご・スイカ・グレープフルーツ ・桃・パイナップル・バナナ など… 当院の食事紹介 毎月1回行事食を 実施しています。 7月は七夕行事食でした。