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関節リウマチ(RA)

関節リウマチ(RA)とは関節炎を主徴とする慢性炎症性疾患です。

外部から体内に侵入して来た細菌やウィルス等から身体を守る防衛軍である免疫系が、自分自身の細胞や組織を攻撃する事によって起る「自己免疫疾患」の一つなのです。

日本におけるRA患者数は約70万人で、有病率は0.5%程度とされており、女性に多く(男性の4倍)、どの年齢でも発症しますが、特に30~50歳代に多くみられます。

関節炎が遷延すると関節破壊により機能障害をおこし、著しく日常生活の質が低下します。 またRAが進行すると肺などの臓器病変や、感染症の合併などによって生命予後も悪化していきます。

2000年以降RAの治療は大きく進歩し、新薬も次々に開発され「RA症状が消失した状態」を目指し、更にその状態を維持出来るようになって来ました。関節破壊の進行は罹患後1年以内のスピードが早いとされているので、早期治療が大切です。

RAにおける関節破壊の経時変化

関節破壊の経時変化(海外データ)の対象と方法は、以下の通りです。 発症1年以内のRA患者(n=147)を3年間追跡し、年間2回の手足のX線撮影を行った。modified Sharp法にて、骨びらん、関節裂隙狭小化をスコア化したものです。

作図/van der Heiide,D.M. et al:J Rheumatol22(9) :1792,1995より

関節リウマチの症状

初期症状は、関節の炎症に伴うこわばり、腫れと痛み、発熱等です。 病気が進行すると、関節の軟骨や骨が破壊され、関節の変形や脱臼が生じます。さらに関節破壊が進むと、生活をする上での機能障害に発展します。

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