埼玉県越谷市|レイクタウン整形外科病院|一般整形外科

一般整形外科

主な部位別の症状と疾患

症状別解説 首の痛み、こり、頭痛 胸・背中の痛み 肘の痛み・しびれ 腰の痛み 膝の痛み 下腿の痛み・しびれ 足首・足の痛み・しびれ 肩の痛み、肩・腕があがらない、しびれ 手首、手の痛み・しびれ 股関節の痛み 太腿の痛み・しびれ 首の痛み、こり、頭痛 肩の痛み、肩・腕があがらない、しびれ 胸・背中の痛み 手首、手の痛み・しびれ 肘の痛み・しびれ 股関節の痛み 腰の痛み 太腿の痛み 膝の痛み 下腿の痛み・しびれ 足首・足の痛み・しびれ

頸椎症性脊髄症 (けいついしょうせいせきずいしょう)

頸椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなど脊髄が圧迫されての症状が発現したものを頸椎症性脊髄症と呼んでいます。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頸椎を支えるクッションの働きを持っています。この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが頚椎椎間板ヘルニアです。

頸椎症性神経根症 (けいついしょうせいしんけいこんしょう)

片側の腕や手に限定して痛みやしびれが起こる場合は、頚椎症性神経根症と診断されることが多いです。首の骨や椎間板の変性が原因で、手にいく神経根が圧迫されてしまい、その神経の支配領域に症状が現れる病気です。

胸郭出口症候群

つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。

凍結肩 (五十肩・肩関節周囲炎)

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石灰沈着性腱板炎

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肩腱板損傷

40歳以上の男性(男62%、女38%)、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが、夜間痛で睡眠がとれないことが受診する一番の理由です。 運動痛はありますが、多くの患者さんは肩の挙上は可能です。
五十肩と違うところは、拘縮、すなわち関節の動きが固くなることが少ないことです。 他には、挙上するときに力が入らない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという軋轢音がするという訴えもあります。

反復性肩関節脱臼

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腱板断裂

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変形性脊椎症

加齢により生じるもので、軽症なものは無症状のことも多く、病的とはいえないこともあります。
椎間板と後方の左右一対の椎間関節により脊柱の動きが可能になっていますが、これらが退行変性した状態を言います。椎間板が変性するとその異常な動きを止めるように骨棘(ほねのとげ)が形成されます。

腰椎分離症

腰痛(腰のベルトのあたりの痛み)の場合と、お尻や太腿の痛みを出す場合があります。
痛みは腰椎を後ろにそらせた時に強くなります。
腰痛は10~15歳ころから生じますが、青少年から高齢者まで広い範囲にわたって腰痛や下肢痛・しびれが出ます。

脊椎側弯症

脊椎は、体の側面から見ると前後にカーブしていますが、これは生理的彎曲という正常な状態です。一方で、正常な状態であれば、正面、または背面から見ると脊椎は、まっすぐに伸びています。しかし、側方(横方向)に彎曲したり、脊椎がねじれている場合があります。これらを脊椎側彎症または側彎症と呼びます。

脊椎骨折など

比較的弱い外力によっても生じる骨粗鬆症によるもの(病的骨折の一種)や転移性骨腫瘍による病的椎体骨折、強い外力により生じる外傷性椎体骨折などがあります。圧迫骨折とよばれることもあります。
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腰椎すべり症

積み木のように連なる腰椎が、文字通り前方へ滑り出してしまい、様々な症状を引き起こします。
腰椎すべり症は、大きく背骨や椎間板などの変性によって起こる「変性すべり症」と、腰椎分離症に続発する「分離すべり症」とに分けられます。

背中

変形性脊椎症

脊椎の椎体と椎体の間でクッションの役割を果たしている椎間板が変形し、椎体の縁に骨の突出(骨棘)ができ、神経や脊髄が圧迫されて痛みなどが起こる病気のことです。

脊椎側弯症

脊椎は、体の側面から見ると前後にカーブしていますが、これは生理的彎曲という正常な状態です。一方で、正常な状態であれば、正面、または背面から見ると脊椎は、まっすぐに伸びています。しかし、側方(横方向)に彎曲したり、脊椎がねじれている場合があります。これらを脊椎側彎症または側彎症と呼びます。

脊椎骨折など

比較的弱い外力によっても生じる骨粗鬆症によるもの(病的骨折の一種)や転移性骨腫瘍による病的椎体骨折、強い外力により生じる外傷性椎体骨折などがあります。圧迫骨折とよばれることもあります。
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変形性肘関節症

肘の骨には上腕骨、尺骨、橈骨があり、腕尺関節、腕橈関節、近位橈尺関節という3つの関節を形成しています。肘関節の骨の先端は軟骨に覆われていて、骨にかかる衝撃をやわらげるクッションのような働きをしています。この軟骨が磨り減ったり、壊れたりして肘関節が不安定になり、炎症が生じて痛み・しびれなどの症状が現れる状態です。

上腕骨外上顆炎(テニス肘)

中年以降のテニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。
ものをつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。多くの場合、安静時の痛みはありません。

上腕骨内上顆炎(ゴルフ肘)

手首や腕の使いすぎでおこる病気です。手首や腕の使いすぎで、この付着部が炎症をおこして、この病気がおこります。
ゴルフプレーヤーに多くみられる病気であることから、この名がありますが、正式には、上腕骨内側上顆炎といいます。ゴルフ以外のいろいろな原因でもおこります。
肩から肘にかけての大きな骨(上腕骨)の内側上顆(ないそくじょうか)という部分(図「右上腕骨」)には、上腕骨外側上顆についている筋肉に対抗して、手首を手のひら側に曲げる筋肉がついています。

肘内障(幼児〜小児)

子供が手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたままで動かさなくなるような症状がでます。多くは、5歳以下の子供にみられます。
肘の靱帯から肘の外側の骨(橈骨頭)がはずれかかることによって起こります。

離断性骨軟骨炎

関節の中に軟骨(なんこつ)が剥がれ落ちてしまう障害で、成長期の小中学生に多く発症します。膝関節では大腿骨の内側が85%、外側が15%の頻度で、まれに膝蓋骨にも起こります。また、外側例では円板状半月(えんばんじょうはんげつ)※1を合併することもあります。
※1:半月板は通常三日月型(半月型ではない!)をしていますが,先天性に半月型をしていて上下の骨に挟まりやすい構造をしている場合があり,成長期に激しいスポーツをすると,膝の伸展制限や運動後の膝痛の原因となります。

肘部管症候群

麻痺の進行により症状が異なります。
初期は小指と環指の一部にしびれた感じがでます。
麻痺が進行すると手の筋肉がやせてきたり、小指と環指の変形がおきてきます。
肘部管症候群とは、肘で尺骨神経に圧迫や牽引などが加わって、生じる神経の障害をいいます。

肘周囲骨折など

子どもはよく骨折を起こします。子どもの骨折では、成人の骨折とは違って、折れた部分が完全に離れてしまわず、竹を折ったときのように、つながったまま折れてしまうことも多くみられます(若木骨折)。このような場合には、X線写真でも注意して見る必要があります。
子どもの骨折は大人に比べて治りが早く、多少の変形も成長するうちに矯正されてしまいます。
ただし、関節の近くの骨折では成長が障害されて変形や短縮が生じることがあります。ことにひじの周辺の骨折は子どもに多く、正しい治療をしないと成長障害や動きが悪いなどの障害を残しやすいので注意が必要です。

腱鞘炎

腱鞘炎とは腱と腱鞘の間に起こった炎症を指す言葉です。手指に起こる「ばね指」が有名な腱鞘炎の一種です。
普段は腱鞘という鞘の中を通っている腱ですが、通常は摩擦がなく手指の屈曲は滑らかに動くことができます。その部分になんらかの炎症が起こっていると腱鞘のすべりが悪くなり摩擦が生じてしまいます。そのとき痛みとして感じることになります。この炎症の起こる原因としては、手や指の使い過ぎがあります。手や指をたくさん使う職業関連から起こるものもありますが、執筆活動や家事、介護、乳児の抱っこなどからも起こり得ます。

弾発指(バネ指)

指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。 朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。 進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。

関節リウマチ

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母指CM関節症

物をつまむ時やビンのふたを開ける時など母指(親指)に力を必要とする動作で、手首の母指の付け根付近に痛みが出ます。
進行するとこの付近が膨らんできて母指が開きにくくなります。
また母指の指先の関節が曲がり、手前の関節が反った「白鳥の首」変形を呈してきます。

手根管症候群

初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます。急性期には、しびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振る、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。

キーンベック氏病

月状骨がつぶれて扁平化する病気をキーンベック病といいます。
月状骨は手首(手関節)に8つある手根骨の1つでほぼ中央に位置します。月状骨は、周囲がほぼ軟骨に囲まれており血行が乏しいため、血流障害になり壊死しやすい骨の1つです。

手関節周囲骨折など

比較的弱い外力によっても生じる骨粗鬆症によるもの(病的骨折の一種)や転移性骨腫瘍による病的骨折、強い外力により生じる外傷性椎体骨折などがあります。圧迫骨折とよばれることもあります。
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股関節・臀部

変形性股関節症

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大腿骨頭壊死症

大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)は、骨頭への血流が妨げられて起こる病気です。骨折やその他の疾患が原因となって起こる場合もありますが、多くの場合、ステロイド剤の服用やアルコールの常時の摂りすぎが引き金となっています。
症状としては、骨頭の内部が壊死するだけで、そのまま治ってしまう場合や、ほとんど進行しない場合もあります。しかし、いったん進行すると、骨頭に陥没ができて関節面も変形し、寛骨臼が正常に保たれず破壊されていきます。最初のうちは、歩行時や階段の上り下りの際に股関節に痛みを感じる程度ですが、進行するとその痛みが持続するようになります。更に痛みのために筋肉が萎縮(いしゅく)し、股関節自体の動きが悪くなって、正常に歩けなくなってしまいます。

小児股関節疾患

  • 赤ちゃんの股関節脱臼 (発育性股関節形成不全、先天性股関節脱臼)
  • 臼蓋形成不全 (股関節:寛骨臼の発育が不良)
  • ペルテス病(5~8歳に好発 骨頭への血流障害)
  • 大腿骨頭すべり症 (10台前半に多い 骨頭が後方へ転位)
  • 麻痺性股関節脱臼 (脳性麻痺、二分脊椎症などによる脱臼)
  • 化膿性股関節炎 (細菌感染による関節炎)
  • 単純性股関節炎 (無菌性の炎症による一過性関節炎)
  • リウマチ性股関節炎 (若年性特発性関節炎、若年性関節リウマチ)

大腿骨骨折
大腿骨頸部骨折

大腿骨は股関節からすぐのところ(大腿骨頸部)で曲がっています。人間はその曲がった大腿骨で体を支えていますが、曲がったところは転倒や転落の時に外力が集中しやすく、骨折しやすいのです。
この骨折は骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者に多発します。
大腿骨頸部骨折では股関節部(脚の付け根)に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。
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大腿部

変形性股関節症

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腰椎椎間板ヘルニア

椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。
背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)、動きにくくなり、重いものをもったりすると痛みがつよくなることがあります。

腰部脊柱管狭窄症

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。
症状は、距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的なものは、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、太腿や膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなりますが、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿漏れなど起こす場合もあります。

大腿骨骨折
大腿骨頸部骨折

大腿骨は股関節からすぐのところ(大腿骨頸部)で曲がっています。人間はその曲がった大腿骨で体を支えていますが、曲がったところは転倒や転落の時に外力が集中しやすく、骨折しやすいのです。
この骨折は骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者に多発します。
大腿骨頸部骨折では股関節部(脚の付け根)に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。
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変形性膝関節症

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半月板損傷

スポーツなどの怪我から生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合とがあります。
前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。
半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板で内側・外側にそれぞれがあり、クッションとスタビライザーの役割をはたしています。これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。

前十字靭帯損傷

膝前十字靱帯(ひざぜんじゅうじじんたい:ACL)とは膝関節の中にある靱帯で、運動するときなどに膝を安定させる役目をしています。膝前十字靱帯損傷は、膝の外側からタックルされたとき、ステップを切ったとき、ジャンプして着地したときなどに膝がガクッと外れたとき起こることが多いです。また、ケガした瞬間に「ゴリッ」や「ポキッ」などの音を伴うこともあります。その後、数分間は痛みのため動けないことがあり、時間とともに膝が腫れてきて膝の曲げ伸ばしができにくくなります。通常、この症状は2~4週間ほどで改善し、日常生活などは普通にできるようになります。しかし、スポーツ復帰したときに、再度膝がガクッと外れるようになります。膝前十字靱帯を損傷したままで運動や生活を続けていると、半月板や軟骨といった膝のクッションの役割をする正常な組織が傷ついてきます。膝前十字靱帯損傷からの時間が長ければ長いほど、膝が痛くなる、腫れる、引っかかるなどの症状が出やすくなります。
「膝がぐらぐらする」「膝に力が入らない」「膝が完全に伸びない、正座ができない」「スポーツ復帰して何度も膝を外してしまう」「膝が腫れて、熱をもつ」などです。

膝蓋大腿関節症

膝を屈伸する時に、膝蓋骨は軟骨のおかげで滑らかに上下や左右に動きます。膝蓋大腿関節症とは、膝蓋大腿関節に炎症が起きたり軟骨がすり減ったり骨が変形することで疼痛を生じる状態をいいます。原因は、加齢の影響や膝蓋骨の脱臼、亜脱臼です。加齢の場合は、膝に負担をかけ続けることで骨表面の軟骨がすり減ったことが考えられ、中高年の女性に多い疾患で、脛骨大腿関節(膝関節)の軟骨もすり減っていることがほとんどです。脱臼・亜脱臼は、正常であれば膝蓋骨は大腿骨に形成された溝にうまくはまりその溝を滑るように動きますが、膝蓋骨が溝からはずれたり(脱臼)、溝から外れかけたり(亜脱臼)すると摩擦で軟骨がすり減ります。膝蓋骨脱臼・亜脱臼を繰り返すとどんどん軟骨が痛み、悪化すると骨にまで影響が出ることがあります。

離断性骨軟骨炎

成長期のスポーツ選手にまれに起こり、繰り返されるストレスや外傷により軟骨下の骨に負荷がかかる事が原因と考えられています。血流障害により軟骨下の骨が壊死し骨軟骨片が分離、遊離します。男性に多く10歳代が好発年齢です。
初期症状は、軟骨片は遊離せず、運動後の不快感や鈍痛の他は特異的な症状は出ません。関節軟骨の表面に亀裂や変性が生じると疼痛も強くなり、スポーツなどで支障をきたします。骨軟骨片が遊離すると引っかかり感やズレ感を訴えます。大きな骨軟骨片が遊離すると膝の中でゴリッと音がする場合があります。

偽痛風(軟骨石灰化症)

偽痛風における関節炎は、痛風における尿酸への反応と同様のものがピロリン酸カルシウムに対して発生したものである。すなわち、関節包内に析出したピロリン酸カルシウムの結晶に対する炎症反応によって発生します。
関節に激烈な痛みがおこり、発熱を伴い、痛風よりも痛みは弱い。好発部位は膝関節で、約半数が発生する。それ以外のほとんどの関節にも発生しうるが、肩関節、足関節などの大きな関節のほうが発生しやすいです。

下腿部

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。
背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)、動きにくくなり、重いものをもったりすると痛みがつよくなることがあります。

腰部脊柱管狭窄症

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。
症状は、距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的なものは、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、太腿や膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなりますが、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿漏れなど起こす場合もあります。

シンスプリント

走ることが多いスポーツを行っている人に多く、運動時や運動後に下腿の内側に慢性的な痛みが起こるものを”シンスプリント”あるいは”過労性脛部痛”と呼んでいます。 痛みを我慢して走っていると走れなくなってしまい、病院で疲労骨折と診断されて長い間運動を中止せざるおえないこともあります。また時間がたつと非常に治りが悪くなり、早期に治療を始めなければなりません。
ランニングやジャンプにより下腿の内側の骨に刺激が加わる事と、足首や足の親指で地面を蹴る筋肉が、下腿骨の骨膜を引っ張り炎症が起こるためだと考えられています。

下腿骨骨折

下腿での骨折は膝から足くびに至るまでいろいろな場所に発生しますが、骨幹部骨折とは中央部付近に生じた骨折のことです。 数ある骨折の中でも治療が難しい骨折として位置づけられています。
交通事故、スポーツ中の事故、仕事中の事故、などの強い外力で発生することが多いです。
しかし、転倒しただけで生じることもあります。

足首・足

変形性足関節症

変形性足関節症は、足首の関節の軟骨が損傷して炎症が起こり、足首に痛みを生じる病気です。原因は、加齢、O脚、繰り返すねんざ、骨折などです。主な症状は、歩き始めに痛む、夕方に腫れる、階段や坂を下りるのがつらいなど。

足関節捻挫

関節にかかる外力により非生理的運動が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです。足関節では、前距腓靱帯が損傷されることが最も多い病態です。
スポーツなどのほかに、歩行時でも段差などで生じることがあります。
足関節(足首)捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じます。
足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。
外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。
また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。

足関節靱帯損傷

足関節外側靭帯は、足関節の外くるぶしの下端についている3つの靭帯です。
前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯です。
スポーツの最中、段差を踏みはずした際に足を内側にひねって受傷します。スポーツ外傷の中では最も頻度の高いケガです。最も損傷頻度が高いのが前距腓靭帯です。次いで踵腓靭帯で後距腓靭帯を損傷することは稀です。損傷の程度によって3段階に分けて治療方法が決められます。
完全断裂では、外くるぶしが腫れ、血腫(出血した血液が溜まります)が溜まります。 痛みのためにまともに歩くことができません。

アキレス腱炎
アキレス腱周囲炎

アキレス腱炎は、使いすぎによるオーバーユース症候群のひとつで、スポーツ障害としては頻度の高いものです。
繰り返しのストレスによりアキレス腱に微細な部分断裂や瘢痕化(はんこんか)(きずあと)が生じており、腱の変性が認められます。
アキレス腱はパラテノンという薄い膜でおおわれていますが、この部分に炎症を生じた場合をアキレス腱周囲炎といいます。
この両者は同時に発症していることも多く、厳密に区別することは難しいこともあります。
加齢変化のひとつである腱の変性がベースにあるため、中年以上の市民ランナーやウォーキングをしている人に多く発症します。
使いすぎが原因しているために、運動量と発症には密接な関係があり、不適切なトレーニング方法が原因していることもあります。
また、靴の不適合や扁平足(へんぺいそく)などの足部変形も原因のひとつになります。
かかとへの付着部から上方2〜6cm部分のアキレス腱が腫脹(しゅちょう)し、押さえると痛みが増強します。
運動したあとや朝起きた時の歩き始めに痛みが強く、症状が進行すれば安静にしていても痛いことがあります。
足関節を背屈(はいくつ)することで疼痛(とうつう)が増強します。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋) が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。
30~50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリエーション中の受傷が多いのが特徴です。
受傷時には、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」とか、「ボールが当たった感じ」などの衝撃を感じることが多く、「破裂したような音がした」など断裂した時の音を自覚することもあります。
受傷直後は受傷肢に体重をかけることができずに転倒したり、しゃがみこんだりしますが、しばらくすると歩行可能となることも少なくありません。 しかし、歩行が可能な場合でもつま先立ちはできなくなるのが特徴です。
アキレス腱が断裂していても足首(足関節)は動かすことは出来ます。

外反母趾

外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。

扁平足

土踏まずは、乳児期にはなく歩行により次第に形成されます。土踏まずが形成されるのは8歳頃で、それを過ぎてもなお形成されないと、一般的に扁平足といわれています。
また、運動不足や体重増加、加齢などの原因により、いったん形成された土踏まずが消失することもあります。
扁平足であっても、直ちに歩行に支障が出るわけではなく、扁平足だと路面からの衝撃の吸収や緩和が難しくなり、足全体の負担が大きくなります。そのため長時間の歩行が辛くなったり、脚が疲れやすくなるのです。

足底腱膜炎

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)、または足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気です。多くは、かかとの骨の前あたりに痛みが起こります。主に40~50歳代以上で発症しますが、若い世代でもスポーツ選手などに多い病気でもあります。
歩行やランニング、ジャンプなどで酷使した足で、40歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こすことで痛みの原因となります。脚を酷使したことによる発症原因以外に、へん平足、老化によるアーチの低下なども原因になる場合もあります。

モートン病

中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。槌趾変形(マレット指)がある場合にも同様な姿勢で生じやすくなります。
個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。
また、痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。

足関節周囲骨折

足関節の骨折は交通事故などでも起こりますが、多くは足首をひねることで骨折することが多いです。足関節の骨折は主に脛骨と腓骨で起こることが多いです。

足趾骨折など

足趾の骨折は、裸足になることが多い日本人には受傷する機会が多い骨折と言えます。手術までいくことはあまりありません。
打撲だと思っていて、なかなか痛みが引かず、実は骨折だったと後からわかる場合もよくある骨折です。内出血が起こっていますが、打撲のようにも見えます。