
~栄養科通信~ 2022年7月号 NO.19
日照りが強くなり、日焼けが気になる季節になってきましたね。
食事で肌の調子を整えましょう。
日焼けとは
日焼けは、陽に当たる事で皮膚が炎症を起こしたり、皮膚の色が変化したりします。
日光に含まれる紫外線によって皮膚の色素が増加したり、皮膚が火傷の状態になったりします。
紫外線について
紫外線を浴びると日焼けをしますが、紫外線は身体にメリットも与えてくれます。
体内でビタミンDを生成
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれる働きがあるので、骨粗しょう症や予防したい方には不可欠な栄養素です。
解毒作用
血液中の有害物質を解毒してくれたり、アルコールの分解の 促進する働きがあります。
体内時計を正常化
睡眠・食欲・気分などのリズムを整える作用があります。
紫外線を浴びるとセロトニンという物質が体内で作られます。また、セロトニンは気分を安定させる効果があります。
日焼け対策におすすめな食材
トマト:リコピン
リコピンはビタミンEや油と一緒に食べると効率よく吸収されます。
- 抗酸化作用
- 美肌効果
- 血糖値の上昇の抑制
人参、レバー:ビタミンA
- 肌を正常に保ち、肌の潤いを保つ
柑橘類(みかん、レモン):ビタミンC
- 肌のハリや潤いを保ち、シミ、しわを防ぐ
アーモンドなどのナッツ類:ビタミンE
- 血流を良くして細胞の老化を防ぐ

当院の食事紹介
