
~栄養科通信~ 2024年5月号 NO.42
基本の調味料を使いこなせるようになると、いろんな料理に応用がききます。また、基本を知る事で塩分を 減らすこともできます。
ご存知の方も多いと思いますが、この機会に一度見直してみてはいかがでしょう。
おさらい!調味料のさ・し・す・せ・そ

醤油、味噌の量はこう覚えて!
醤油:その料理に必要な塩分量×6
味噌:その料理に必要な塩分量×8
さ(砂糖)
- 甘みをつける・料理の味を引き締め、塩味を付ける
- 料理の旨味を増し、コクを出す
- 殺菌、防腐、臭み消し・素材をやわらかくする
し(塩)
- 料理の味をひきしめ、塩味をつける
- 料理の旨味を増し、コクを出す・殺菌・臭み消し
す(酢)
- 料理に酸味や風味をつける・タンパク質を固める
- 塩味や旨味、甘味、味に深みを与える
- 殺菌・防腐効果・料理の色付けや香り付け
せ(醤油)
- 塩味や旨味、甘味、味に深みを与える
- 殺菌・防腐効果・料理の色付けや香り付け
- タンパク質を固める・素材の臭みを抑える
そ(味噌)
- 塩味とうま味、香りをつける・素材の臭みを消す
- 味にコクを出す・料理の味全体をまろやかに整える
調味料どれだけ入れればいいの?
味付けの基本塩分割合
主菜:約1%
煮こみ料理、野菜料理、肉料理など
副菜:約0.5%
炒め物料理、和え物料理、前菜料理など
汁物:約0.8~0.9%
味噌汁、お吸い物、スープなど
味噌汁の場合
材料
4人分(1人=150cc)
大根、人参、ごぼう、豚肉、出汁600gの場合(具材の重量は考えず、出汁量のみで計算します)
塩分濃度:0.8%
出汁600g×0.8%=4.8g / 4.8×8=38g
味噌の量は38gです!
当院の食事紹介
毎月1回行事食を実施しています。
5月は子供の日でした!
