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麻痺性内反足(まひせいないはんそく)

麻痺性内反足は、足の筋肉に麻痺が生じることによって引き起こされる足の変形です。

足が内側に曲がり、つま先が下を向く状態が特徴です。この状態は、歩行や立位に支障をきたし、生活の質に大きな影響を及ぼすことがあります。

麻痺性内反足の症状が見られた場合は、早期に当院の足の外科センターに受診し適切な治療を受けていただき、症状の進行や治療の効果を確認されるために定期的な医療機関でのフォローアップを推奨いたします。

麻痺性内反足の方は、適切な治療と管理によって症状の軽減や生活の質の向上が可能です。

麻痺性内反足の原因

麻痺性内反足は、以下のような神経系の障害によって引き起こされることが一般的です:

脳性麻痺特に小児において、脳の発達に障害がある場合に見られることがあります。
脊髄損傷脊髄に損傷がある場合、下肢の筋肉が正常に機能しなくなり、内反足を引き起こすことがあります。
末梢神経障害神経が損傷されることで、足の筋肉のバランスが崩れ、内反足が進行することがあります。

麻痺性内反足の症状

麻痺性内反足の症状には以下のようなものがあります:

足の内反足が内側に曲がり、つま先が下を向く状態になります。
歩行困難歩行時に足の変形が影響し、歩きづらくなります。
痛み長時間の歩行や立位で足に痛みを感じることがあります。
バランスの崩れ足の変形によってバランスが取りづらくなることがあります。

麻痺性内反足の診断

麻痺性内反足の診断は、医師による問診と視診、触診を通じて症状や足の変形の程度を評価し、X線やMRIなどを用い骨や筋肉の状態を確認します。また、神経機能の検査を行い、麻痺の原因や影響を把握します。

麻痺性内反足の治療

麻痺性内反足の治療には、以下のアプローチが含まれます。

理学療法ストレッチや筋力強化のための運動療法により足の機能を改善させます。
装具療法装具(足首・足部装具など)を使用し足そのものの姿勢をサポートし改善させます。
手術療法重度の麻痺性内反足の状態では、外科的治療によって筋肉や腱の調整を行い改善させます。