レイクタウン整形外科病院では、両側の下肢に症状があり、お仕事のご都合などで片側ずつ2回の手術を予定することが難しい方や1度で両側の治療を行いたい方などに対して両側同日の手術を行っています。
どうぞ、遠慮なくご相談ください。わかりやすくご説明いたします。 手術前後のリハビリテーションについてもフォローを行っています。
また、当院サイトでは外科的手術をされた方の症例を掲載しています。 症例掲載の目的は、皆様が生涯、元気に歩ける人生を過ごしていただきたいという想いから紹介しております。少しでも多くの方の「未来あるあし(下肢)の治療」をされるキッカケになれればと考えています。
手術をする医師については院長紹介・医師紹介をお読みください。 レイクタウン整形外科病院の医師は、全員が日本整形外科学会専門医資格を取得しています。 また、外来診療から執刀までを行い患者様の担当医師となります
変形性膝関節症の症状が中程度までで「運動を続けたい。」「肉体を使う仕事を続けたい。」など活動性が高い方におすすめしています。 また、高位脛骨骨切り術(HTO手術)には、年齢制限もありません。
現在、使用されている人工膝関節の耐用年数は15~20年程度と想定されていて、人工関節置換術の再手術をする場合は、人工膝関節置換術の初回手術療法よりも難しくなる可能性があります。
そのため、再手術を避けるために特に65歳以下の患者様に高位脛骨骨切り術(HTO手術)をおすすめしています。
実際に診察・検査をしなければ高位脛骨骨切り術(HTO手術)適応の可否はだすことができません。 患者様のライフスタイルや患部の状態が異なるため、実際に診察・検査が必要になるのです。
但し、一般的に高位脛骨骨切り術(HTO手術)適応できない方の例として、骨粗しょう症がかなり進行されている方や変形性関節症が進行していて外側軟骨が残っていない状態の方は、高位脛骨骨切り術(HTO手術)を適応することが難しいかもしれません。
また、変形性関節症で外側軟骨が残っている方であったとしても内側が半月板や軟骨がなくなり骨が露出してえぐれている状態では高位脛骨骨切り術(HTO手術)適応が難しく人工関節を選択することで症状が改善される場合があります。
患者様ご自身に手術を選択していただく場合に、ご自身が「どうしたいか。」ということが、とても重要です。
患者様のライフデザインやライフスタイルにより選択される治療法は異なってきます。
様々な患者様がいらっしゃいます。手術をしたくないという患者様に無理に手術をすることは絶対にありません。 但し、「痛みが我慢できなくなったら、もう一度、外科的治療も視野に入れましょうね。」とお伝えしております。
治療を受けるのは患者様ご自身ですから、私たちは、患者様が長中期未来的にどうされたいかを伺い、患者様ご自身が病気を治したいという気持ちのモチベーションをお持ちいただきたいと考えています。
高位脛骨骨切り術(HTO手術)治療についてのご不明な点等は遠慮なく何でもご相談ください。皆様の良くなりたいというお気持ちに寄り添い、応援いたします。
骨切り術(HTO手術)の最大のメリットは、「自分の関節は温存され機能は維持される。」ということです。
いずれの手術であっても利点ばかりではありません。欠点もあります。 手術を検討される患者様には、以下のご説明も行います。
高位脛骨骨切り術により矯正されたあし(下肢)の形を保持するためにプレートとスクリューで固定します。 手術後1年~1年半程度経過した時点で、使用した金属を抜くことをお勧めしています。
使用する金属は人体には無害と言われていますが、約半年後で骨がつき、それまで骨を支えていた金属は必要なくなるからです。
金属を抜去する事で違和感がなくなり、より快適に生活できます。 プレートやスクリューなどの抜去の手術は40分~1時間程度となります。
Open Wedge HTOとHybrid Closed Wedge HTO、TCVOについてご紹介いたします。
脛骨(すねの骨)の内側から外に向かって骨を切り、内側を開いて人工骨を入れた後、金属プレートで固定し矯正します。 侵襲や合併症が少ないですが、Open Wedge HTOは、後述のClosed Wedge HTOに比べ矯正角度に限度があります。
矯正する角度が大きい場合や膝蓋・大腿関節症(PF関節症)を合併する場合などに適用されます。外側から骨を切り、楔状に骨を取り除き矯正します。
Open Wedge HTOと比較すると多少ではありますが侵襲が大きくなります。腓骨の一部切除が必要となります。脛骨近位部外側より楔状に骨を切り取りますが、脚の長さはほとんど変わりません。
内外反不安定性を伴う、「シーソー膝」を安定させ、O脚を生かす手術です。 内外から脛骨をL字に関節面中央に向かって切り上げ、開かせることで不安定性をなくします。
40~64歳の方でリハビリを続けたい方で「今日でリハビリはおしまいです。」と言われてしまったが、リハビリを続けたい方へ
お一人で正しいし姿勢を保ちながら行うリハビリを頑張るのは、難しいことなのかもしれません。 実際、指導者やお仲間などに励まされることでリハビリを続けることができたり、ご自身の姿勢を調整してくれる人(理学療法士)がいることで、一人では頑張れないリハビリを続けられる方が多く、理学療法士が指導にあたることで、より効果が得られるリハビリになるのも事実です。
「今日でリハビリ終了です」と言われたから、といってリハビリの受診をあきらめないでください!!! 当院でリハビリ(理学療法)をご受診できる可能性があります。
介護保険を利用することを躊躇する方も多くいらっしゃるのではないかと思います。 しかし、当院の医師をはじめ、スタッフは「ご自身のあしで歩ける生涯」を楽しんでいただきたいと心から願っています。そのためには、日々のトレーニング、リハビリを続け筋力を保ち続けることがとても大切です。
40歳以上64歳以下の方で介護保険制度下のサービスを受ける場合には、特定疾病が原因である場合に限られ介護認定された後に介護保険が発行されます。 先ずは担当医師にご相談ください。
40歳以上64歳以下の方(第2号被保険者)については、加齢に伴って生じる特定疾病(16種類)の場合に限られます。
特定疾病以外の原因で要介護状態または要支援状態になった場合は介護保険制度下のサービスを利用することはできません。この場合、介護保険制度以外にも、障害者福祉の制度など他の制度でサービスを利用することができる場合があります。市区町村の窓口や地域包括支援センターにお問い合わせ下さい。
以下が特定疾病となり、当院でご受診されておられる患者様の場合は、以下の病気の場合が考えられます。 「リハビリを続けたい!!」と考えていらっしゃる方は、診療の際に、遠慮なくご相談ください。
※当院の診療に関与する病気については、太字アンダーラインを付けてあります。
患者様ご自身が診断された病気であった場合、地域の役所、または地域包括支援センターに申請した場合、要介護認定がされるまでの簡単な流れをご紹介しています。 是非、お読みいただき、当院で通所リハビリとして続けてみませんか?
65歳以上の方で「今日でリハビリはおしまいです。」と言われてしまったが、リハビリを続けたい方へ
65歳以上の方には一人ひとりに被保険者証が郵送で交付されます。
介護保険被保険者証は65歳の誕生月に市区町村より交付されます。しかし、手続きを行わないままでは介護保険サービスの利用できません。 介護保険サービスを利用する場合には、介護認定を受けるための手続きをすることを忘れないようにしましょう。
介護保険制度下のサービスは65歳以上の方(第1号被保険者)は、要介護、または要支援状態にあれば、その原因にかかわらず利用することができます。
つまり、65歳以上の方で、日常生活に何らかの支障が出てきている場合、いつでも要支援・要介護認定の申請ができます。
地域の役所、または地域包括支援センターに申請した場合、要介護認定がされるまでの簡単な流れをご紹介しています。 是非、お読みいただき、当院で通所リハビリとして続けてみませんか?
「今日でリハビリはおしまいです。」と言われてしまったが、リハビリを続けたい方へ
「今日でリハビリはおしまいです」と言われたからといって、リハビリの継続をあきらめないでください!!!
当院でリハビリを継続できる可能性があります。 先ずは該当する箇所をお読みください。
標準的算定日数を超えても リハビリを続けたい方へ
※標準的算定日数:健康保険証を使用して通院できる日数は150日と決められています。この日数を標準的算定日数と言います。
医療保険を使用してリハビリができる日数は診断を受けた日もしくは手術を受けた日から150日間と決められています。この日数を標準的算定日数と言います。 健康保険を使用してリハビリを受ける場合の診療報酬を算定する際のルールです。
「今日で、リハビリを終了です。」と言われるのは、この標準的算定日数によるものです。 骨折などのケガや、腰痛や五十肩なども含む整形外科的な疾患の場合は「運動器リハビリテーション」と呼ばれ、通院できる日数は150日と決められています。
運動器リハビリテーション料等の算定日数の上限の除外対象患者様は以下の通りとなっています。当院を利用される患者様は、太字でしるさせていただきました。
②治療上有効であると医学的に判断される場合
要支援・要介護が必要になった高齢者を社会全体で支えるしくみが介護保険制度です。 サービスを受けるには原則1割の自己負担が必要です。 ただし、前年度の所得に応じ自己負担額が2割あるいは3割になる方もおられます。
また、介護保険サービスを受けるためには、要介護認定が必要です。 体の状態が衰えてきても、費用や人の手を借りることに戸惑うお気持ちがあるなどして要介護認定を受けることを迷われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、皆様が今と変わらない日常生活を元気に過ごしていただくために活用されてはいかがでしょうか。 申請から介護保険サービスを受けるまでの流れを簡単にご案内します。
最寄りの役所・地方包括センターで申請
【申請に必要なもの】
※2016年1月~マイナンバー個人番号も申請書に記入の必要があります。
申請から通知まで30日程度となります。
下記申請を行っていただくことで、当院の通所リハビリのご利用ができるようになります。
リハビリを続けることで健康寿命をグングン延ばし生涯、元気に歩ける生活を楽しんでください!!
患者様の状態や目標に応じたリハビリを行います
当院のリハビリ室での治療・訓練だけではなく、ご自宅に帰られてからもリハビリを行えるよう、お一人、お一人の症状や生活スタイルを考慮した「ご自宅でのリハビリ」の指導もいたします。
また「痛みがあるから動かさない」という考え方だけではなく、適切な運動を取り入れることで痛みの原因を解決することを目指します。皆様のQOLの向上(生活が快適にできること)を目標としています。
リハビリが終了してからも再発、再受傷の予防を目的としたリハビリを続けるていただけるよう対応いたします。
該当する箇所をお読みください。
標準的算定日数を超えてもリハビリを続けたい方へ
初診の方と再診の方ではリハビリの流れ(フロー)が異なります。 詳細については診療時にご案内いたしますが、ご不明な点などございましたら遠慮なくお問い合わせください。 また、リハビリにつてのご質問点やご要望などございましたら、リハビリスタッフにご相談ください。
いずれの医療機関であっても症状に合わせた日常生活指導、理学療法、補助的な薬物療法を行っていらっしゃるかと思います。 しかし半年近く緩和されない頑固な痛み、可動域制限に対して保存療法(薬物療法、理学療法など)にとどまらず、外科的治療法(手術による治療)の検討も視野に入れてお考えいただいた方がいいかもしれません。
全ての方に、外科的治療を推奨していませんが、早期に手術への決断された場合、手術方法の中でも選択肢の幅が広がる場合があります。
例えば、変形性膝関節症の手術を決断された場合に、患者様の状態によっては、高位脛骨骨切り術、人工関節部分置換術など選択することができます。この決断が遅れた場合には、状態が悪化し、人工関節置換術の中でも全置換術のみとなるなど選択することができなくなります。
上記のことから、保存療法を行っていらっしゃる患者様の内、効果が得られていないと感じられた場合は、できるだけ早い段階の選択肢がある状態で診療にご来院いただくことを切に願っています。
治療についての疑問点や不明点など何でも遠慮なくお問い合わせ・ご相談ください。 骨切り術・人工関節置換術の両側同時手術や再置換術など他の医療機関様からの連携も積極的に対応させていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。
手術により関節の痛みや変形は改善されますが、筋力を取り戻すことはできません。
関節の痛みや変形により、関節の動きが少なくなり筋力低下を招いていることが多くみられます。 それに伴い、歩行や日常生活動作に障害が現れ、活動量が低下し、更なる筋力低下を招いてしまいます。
そのため術前のリハビリテーションを行うと共に、術後も早期より、リハビリテーションを開始することで、関節の動きや筋力増強を促し、日常生活動作の早期自立、より早い社会復帰を目指していきます。
術前・術後、退院後の将来設計を考慮したリハビリと診療をご提案して参ります。
医師が手術前から手術後に備えた理学療法の処方を行います。理学療法士から、医師の処方に基づいたトレーニングなどを患者様に指導いたします。
患者様の症状や背景により、リハビリテーションの内容も異なります。以下に掲載したリハビリスケジュールは、あくまでも一つ例となります。
また、当院は、手術が終わったことで患者様は「卒業」されると考えていません。 リハビリテーション科として「一生のお付き合い」ができる患者様のホームグラウンドとなりたいという考えでいます。どんな小さなことでも、ご不明点等がありましたら、遠慮なくご相談ください。
退院後も、ご自身の身体のためリハビリを続けましょう! 退院後も外来でリハビリを継続できます。 外来リハビリの期限が終了された患者様は、通所リハビリという方法でリハビリを行える可能性もあります。当院で「リハビリを続けたい方へ」をお読みください。 ご自宅では、当院が監修したロコモ体操動画「ロコモチャレンジ!」をご利用いただき、生涯元気に歩きましょう!
当院外来リハビリ
当院へ通院が難しい方は、医師から患者様のお住まいの近隣病院やクリニックをご紹介します。
整形外科の手術は手術が終わったら完全に治ったわけではありません。 手術後のリハビリを怠ると筋力が落ちる、関節が硬くなる、皮膚が硬くなるなど様々な身体の機能が低下しまいます。 手術後のリハビリを行わないと最も回復する大切な時期を逃してしまうことにもなります。
術前・術後のリハビリを行ってほしい理由
レイクタウン整形外科病院のリハビリテーションは、医師の指示のもと診療をご提供しています。
外来診療で来院される患者様の他、当院に入院されている患者様の術前・術後に「理学療法」の「運動療法」「物理療法」を取り入れ、医師の指示のもと診療をご提供しています。
当院では、医師が患者様に治療法をご提案する際に、「患者様ご自身が治療法を理解し、納得して選択されることが重要です。」とお伝えしています。
整形外科領域の疾患を治療する場合において、リハビリを重視していただくことが非常に多いです(患者様の状態によっては、安静が必要な時期もございます)。
「リハビリを頑張って自分で治す」という想いが強くある患者様と、「リハビリをやらされている」という受け身の患者様では、予後が格段に異なってきます。
「お一人で考えてリハビリをしてください。」と申し上げている訳ではありません。 私たち医師や当院スタッフも患者様と一緒に考え、そしてアドバイスもいたします。 突き放すようなことはいたしません。
当院では、患者様が治療に対するお困りごとやお悩みを発信していただけさえすれば、周りにいるスタッフが一緒に考え、患者様をお一人にすることはありません。
但し、患者様ご自身に「自分自身が治していくんだ!」という想いになっていただくことを切に願います。 そして、我々と一緒に病気を治していきましょう!
基本的な動作能力の「起きる・座る・立つ・歩く」などの改善の他、「疼痛」や「しびれ」など身体の違和感を緩和させることを目的に「徒手的操作(マッサージやストレッチ)」「筋力トレーニング」「歩行練習」などの運動療法や電気刺激・温熱など物理療法を行うことを理学療法といいます。
整形外科疾患の患者様に対し保存療法として、手術前後に理学療法を実施します。 入院患者様に対しては、術後早期より関節可動域運動や筋力トレーニング、歩行練習などの運動療法を開始し、患者様の早期社会復帰を目指します。 外来患者様に対しては痛みの緩和や機能の向上を図ります。
ご自宅でのリハビリに、当院が監修したロコモチャレンジ「みんなで健康教室」を参考になさってください。
「物理療法」には、温熱療法、電気刺激療法、超音波療法、牽引療法などの治療方法があります。 身体に物理エネルギーである「温熱、寒冷、電気刺激、光線、超音波など」を加えることで、生理的化学変化を起こし、血液循環の改善、筋の緊張や痛みの除去などを図り、運動しやすく身体の機能を整えることを目的としています。
患部やその周囲を温めることによって疼痛の軽減、筋肉や軟部組織の緊張状態の改善、血流状態の改善を図ります。温めることで精神的にもリラックス効果を得られることも期待されます。
電気刺激療法には、TENS(経皮的電気刺激療法)、EMS(神経筋電気刺激療法)などがあります。
主に知覚神経に対して刺激を加える治療法です。 低周波治療と言った場合、一般的にはこのTENSを指します。 痛みを和らげ、筋肉をマッサージしてコリをほぐします。
筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。 筋力トレーニングや麻痺した筋肉の運動に使用されます。
超音波の温熱効果として、組織の柔軟性改善、疼痛改善、血流改善が挙げられます。 非温熱効果としては、炎症の治癒促進、浮腫軽減といった目的があります。
~栄養科通信~ 2021年12月号NO.12
12月は食の誘惑が多い月です。太らないように、少しだけカロリーを気にしてみませんか?
ショートケーキ 378kcal
ミルクレープ 235kcal
チーズケーキ 418kcal
シフォンケーキ 216kcal
ロールケーキ 250kcal
チョコケーキ 322kcal
おもちのエネルギー量はご飯の約1.4倍!食べ過ぎに注意!!
①おもちはあらかじめ小さく切って飲み込みやすくしましょう。
②食べる前に口を潤しましょう。汁物に入れるのもおすすめ。
③だれかと一緒にたべましょう。
冬至は1年で一番夜が長く、昼が短い日です。2021年の冬至は12月22日です。
冬至といえば、「かぼちゃ」を使った料理を食べる、「ゆず湯」に入るといった風習があります。
かぼちゃは食物繊維が豊富に含まれているほか、ビタミンEなどのビタミン類も豊富です。また、ゆずはビタミンCやクエン酸がたくさん含まれています。
体調に気を付けて、冬を乗り越えましょう!