レイクタウン整形外科病院のリハビリテーションは、医師の指示のもと診療をご提供しています。 外来診療で来院される患者様の他、当院に入院されている患者様の術前・術後に「理学療法」の「運動療法」「物理療法」を取り入れ、医師の指示のもと診療をご提供しています。 当院では、医師が患者様に治療法をご提案する際に、「患者様ご自身が治療法を理解し、納得して選択されることが重要です。」とお伝えしています。 整形外科領域の疾患を治療する場合において、リハビリを重視していただくことが非常に多いです(患者様の状態によっては、安静が必要な時期もございます)。 「リハビリを頑張って自分で治す」という想いが強くある患者様と、「リハビリをやらされている」という受け身の患者様では、予後が格段に異なってきます。 「お一人で考えてリハビリをしてください。」と申し上げている訳ではありません。 私たち医師や当院スタッフも患者様と一緒に考え、そしてアドバイスもいたします。 突き放すようなことはいたしません。 当院では、患者様が治療に対するお困りごとやお悩みを発信していただけさえすれば、周りにいるスタッフが一緒に考え、患者様をお一人にすることはありません。 但し、患者様ご自身に「自分自身が治していくんだ!」という想いになっていただくことを切に願います。 そして、我々と一緒に病気を治していきましょう! リハビリテーションを続けたい方へ 該当する箇所をお読みください。 標準的算定日数を超えてもリハビリを続けたい方へ リハビリを続けたい方へ 65歳以上の方でリハビリを続けたい方 40~64歳の方でリハビリを続けたい方 ※標準的算定日数:健康保険証を使用して通院できる日数は150日と決められています。この日数を標準的算定日数と言います。 理学療法について 基本的な動作能力の「起きる・座る・立つ・歩く」などの改善の他、「疼痛」や「しびれ」など身体の違和感を緩和させることを目的に「徒手的操作(マッサージやストレッチ)」「筋力トレーニング」「歩行練習」などの運動療法や電気刺激・温熱など物理療法を行うことを理学療法といいます。 整形外科疾患の患者様に対し保存療法として、手術前後に理学療法を実施します。 入院患者様に対しては、術後早期より関節可動域運動や筋力トレーニング、歩行練習などの運動療法を開始し、患者様の早期社会復帰を目指します。 外来患者様に対しては痛みの緩和や機能の向上を図ります。 ご自宅でもトレーニングを! ご自宅でのリハビリに、当院が監修したロコモチャレンジ「みんなで健康教室」を参考になさってください。 みんなで健康教室 物理療法について 「物理療法」には、温熱療法、電気刺激療法、超音波療法、牽引療法などの治療方法があります。 身体に物理エネルギーである「温熱、寒冷、電気刺激、光線、超音波など」を加えることで、生理的化学変化を起こし、血液循環の改善、筋の緊張や痛みの除去などを図り、運動しやすく身体の機能を整えることを目的としています。 温熱療法 患部やその周囲を温めることによって疼痛の軽減、筋肉や軟部組織の緊張状態の改善、血流状態の改善を図ります。温めることで精神的にもリラックス効果を得られることも期待されます。 電気刺激療法 電気刺激療法には、TENS(経皮的電気刺激療法)、EMS(神経筋電気刺激療法)などがあります。 TENS (経皮的電気刺激療法) 主に知覚神経に対して刺激を加える治療法です。 低周波治療と言った場合、一般的にはこのTENSを指します。 痛みを和らげ、筋肉をマッサージしてコリをほぐします。 EMS (神経筋電気刺激療法) 筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。 筋力トレーニングや麻痺した筋肉の運動に使用されます。 超音波 超音波の温熱効果として、組織の柔軟性改善、疼痛改善、血流改善が挙げられます。 非温熱効果としては、炎症の治癒促進、浮腫軽減といった目的があります。