
~栄養科通信~ 2022年10月号 NO.22
今月は貧血について紹介します。
貧血とは
貧血は、血中の酸素を運ぶヘモグロビンの濃度が低くなった状態を表します。
症状として、たちくらみ、めまい、吐き気、息切れ、動悸、頭痛、耳鳴りなどを起こします。
貧血の原因
多くの貧血は「鉄」不足が原因で起こると言われています。
ヘモグロビンの材料は鉄なので、鉄が不足すると働きが悪くなると貧血になりやすくなります。
貧血の対応策
- ふらつきを感じたら、その場でしゃがむ。立ち上がりはゆっくりと行いましょう。
- しっかり体を休める。日中は楽な姿勢でこまめに休息をとりましょう。
- 軽いストレッチやマッサージをする。からだの緊張をほぐすことは、貧血によっておこるだるさや倦怠感を軽くするのに効果的を言われています。
- たんぱく質や鉄分を多いバランスの良い食事をする。

食事で気を付けたいこと
たんぱく質を多く含む食事を心がけましょう
肉類、卵、魚類、乳製品に含まれています。できるだけ毎食取り入れることが望ましいです。
鉄分を含む食品を摂りましょう
プルーンやレーズン、レバーなどに多く含まれます。
鉄分強化された食品を食事にとりいれるのもいいですね。
ビタミンを摂りましょう
ビタミンCは鉄の吸収を高めてくれます。柑橘類や野菜類に多く含まれます。
ビタミンB12は赤血球をつくる材料となります。肉類や魚類、卵、乳製品に多く含まれます。

当院の食事紹介
毎月1回行事食を実施しています。
9月は敬老の日をお祝いした行事食を提供いたしました。
