~栄養科通信~ 2023年6月号 NO.30 6月4日~10日は「歯とお口の健康週間」です。 歯科疾患の予防に関する適切なセルフケアの習慣づけ、定期的な歯科健診を推進し、歯の寿命を延ばし、健康の保持増進につなげることを目的としています。 8020「ハチマルニイマル」運動 80歳になっても20本以上の歯を保とう!という運動です。 20本の歯があればほとんどの食べ物を噛みくだくことができ、美味しく食事がとれ、健康で長生きできることが明らかになってきました。 健康寿命の延伸はお口のケアから! お口の健康は全身の健康に影響します。 歯周病で歯がグラグラしたり、歯が抜けたり、入れ歯が合わないなど、食べ物を噛めない状態が続くと全身の健康に影響します。 歯周病があると心臓病・脳血管疾患・糖尿病・骨粗しょう症になりやすいと言われています。 歯を失う原因は虫歯と歯周病ですが、高齢になるにつれて、歯周病が原因の多くを占める様になります。 歯周病は歯を支える歯茎(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。 食べる事は生きる事、食事を楽しむ事で毎日の暮らしが豊かになります。いつまでも楽しく健やかな暮らしを続けるために、毎日のセルフケアが大切。また、自分でできないプラーク(歯垢)や歯石の除去など、歯科医師による定期的なケアでメンテナンスしましょう。 う蝕:3つの予防方法 ①間食のお菓子・飲料に注意 甘味食品・飲料の摂取頻度がう蝕の発病に強く関わっている事は明らかです。 砂糖が添加されている甘いおやつ、清涼飲料水にはご注意を。 ②唾液量を増やすこと 唾液量を増やすための1番簡単な方法は食事の時に、しっかりとよく噛むことです。 唾液は噛むことで分泌されやすくなります。 口が乾いていると飲み物で流し込んでしまう方もいらっしゃいますがよく噛むことで唾液は自然と分泌されるようになりますので、流し込まなくても食べやすくなります。 ③栄養バランスの取れた規則正しい食生活をすること ちょこちょこ食べでは、十分な唾液が得られません。 規則正しい食事の時間をする事で、歯ブラシする時間も安定します。 当院の食事紹介 毎月一回行事食を実施しています! 5月は、こどもの日メニューを提供しました。