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7月 食中毒に気を付けよう!

~栄養科通信~ 2023年7月号 NO.31

梅雨の時期到来!ジメジメとした日が続くこのシーズンは、食中毒菌の繁殖が活発になる時期です。

食中毒の主な原因である細菌は、気候が暖かく、湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が活発になります。

今月は食中毒についてご紹介したいと思います。

食中毒とは?

 

食中毒は、食中毒を起こす原因となる細菌やウイルスが付いた食べ物を食べることで、腹痛や発熱、下痢など様々な症状を起こします。

 

細菌やウイルスによって、発症にかかる時間、症状は様々です。

家庭でも起こりやすい?

 

飲食店で食中毒関連のニュースが取り上げられることが多いですが、一般の家庭でも食中毒は起こります。

厚生労働省の統計によると、家庭での食中毒の発生件数は全体の1割程度だそうです。

家庭での食中毒は、症状が軽く風邪や寝冷えと間違えられてしまう事もあるため、実際は発生件数はこの数値よりも多いと考えられています。

家庭でできる7つの食中毒予防法

基本:食事の前、お手洗い後も必ず石鹸などで手洗いを心がけましょう♪

①食品の購入

  • 購入時冷蔵や冷凍に必要なものは最後に購入しましょう。
  • 生鮮食品は新鮮なものを選びましょう。
  • 消費期限のわかるものは日付を確認しましょう。

保存

  • 購入したらすぐに冷蔵・冷凍へ!
  • 生肉や生魚の水分が他の食品につかないように注意!

③下準備

  • 調理前と調理中も肉や魚・卵を触った後に手を洗いましょう。
  • 使い終わった調理器具・スポンジは洗った後に漂白剤や熱湯で消毒・乾燥しましょう。

調理

  • 包丁やまな板は、肉・魚類用、野菜用と別々に用意して使い分けると安全です。
  • 加熱して食べるものは、中心部まで十分に加熱しましょう。

食事

  • 清潔な手、清潔な食器で食べましょう。
  • 調理後の食品は室温で長く放置しないようにしましょう。
  • 調理後すぐに食べない場合は、冷蔵庫に入れましょう。

残った食べ物

  • 清潔な食器に移して冷蔵庫で保存しましょう。
  • 温めなおす時は中心部まで火が通るように加熱しましょう。

後片付け

  • 食後の食器や調理器具は出来るだけ早く洗いましょう。
  • ふきんやタオルは清潔で乾燥したものを使用しましょう。

当院の食事紹介

毎月一回行事食を実施しています!

6月は夏至に行事食を提供いたしました。