

旬の野菜を食べてカラダ いきいき!
旬の野菜とは、その季節に最もおいしくて栄養価が高い野菜のことです。その時期に体が欲する効能を持ち自然と体のバランスを整えてくれます。春夏秋冬の旬の野菜について、味や栄養、体に与える影響などを紹介していきます。夏野菜は、高い水分量を含み、脱水症状を防ぎ体の熱をとるのに役立ちます。
茄子/なす
旬:6月~9月頃
*種類*
- 中長ナス:日本で最も多く出回っており、全国で栽培されている。皮も果肉も柔らかくオールマイティに使用できる。
- 大長ナス:30㎝を超える長さで、九州で栽培されている。 果肉が柔らかく火が通りやすいため、焼きナスや揚げ浸しに最適。
- 丸ナス:東北から北陸、関西に多く栽培されている。まん丸な形をしており、肉質がしまっていて田楽や煮物に最適。
- 水ナス:水分が多く皮が非常に薄い。浅漬けや生食に最適。
- 米ナス:アメリカの品種を改良して作られたもの。ヘタの色が緑色なのが特徴。皮が固く、肉質がしまっているため崩れにくく、煮物や焼き物に最適。
- 小ナス:小ぶりで皮が薄く丸ごと食べられる。塩漬け、からし漬け、煮物に最適。
*栄養素・効果*
- ナスニン:皮に含まれる紫色の色素成分に抗酸化作用があり、老化予防や美肌効果が期待できる。
- カリウム:体内で余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの解消や血圧の上昇を抑える効果が期待できる。
- 食物繊維:便秘の解消や、腸内環境の改善に役立つ。
- クロロゲン酸:果肉に含まれるポリフェノールの一種であり、血糖値の上昇を抑える効果が期待できる。 *ポリフェノールとは、植物の苦味、渋み、色素の成分である。
*選び方*
4つのチェックポイント
□表面に傷がなく全体に張りがあるもの
□表皮の紫紺色が鮮やかで光沢のあるもの
□ヘタの切り口がみずみずしいもの
□トゲがある品種のものはトゲが痛いくらいのもの
※紫紺色の薄いものは、日光不足が原因。表皮が茶色に変色したものは、皮が固く、果肉に種が多い事がある。
*豆知識*
英語でeggplant(エッグプラント)と呼ばれている。国や地域によって呼び名や由来に違いはあるが、
昔のヨーロッパなどでは栽培されていた実が白色で丸く卵に似ていたことから名付けられたと言われている。
*クイズ*
加熱すると果肉が「とろっと」した柔らかい食感に変化するのはなぜでしょうか。
①果肉の空気が膨張している
②果肉の水分が蒸発している
③果肉のペクチンという成分が分解され 細胞が崩れるから
*レシピ*

*当院の食事紹介*

クイズの答え…③ 植物の細胞同士を接着している。「ペクチン」という成分が、加熱によって分解されトロっとした触感になる。